Ivanti Wavelink,Ivantiのサプライチェーンビジネスユニットは本日、産業サプライチェーン運用の在り方および産業用lotソリューション（lloT）の導入に関する、VDCとの共同調査の結果を公表しました。 調査が明らかにしたのは、産業界のサプライチェーン運用には、より広域な自動化、接続性、インテリジェンスに関する包括的な潮流があるということです。 産業界は、 IIoTプラットフォームが新しいビジネスモデルを解き放ち、向上したカスタマーエクスペリエンスを提供し、ダウンタイムがもたらす破壊的な影響に対処して、最終的に運用のレジリエンスを高めることに大きな期待を寄せています。
「現在の倉庫は10年前よりも複雑です」と、VDCリサーチのEVP,David Krebsは述べています。 「製品やチャネルの大幅な増加、後期段階でのカスタマイズ要件の増加、温度環境の多様化、ならびに労働力を確保することが常に難しい中での倉庫従業員の離職率の高さ。 COVID-19の大流行がこれらの課題をさらに深刻なものにしたことから、メーカーや販売会社は緊急に、サービスを最適化して将来の市場の変化により早く効率よく対応するための新しい方策を模索しています。 IIoTは組織の自動化プロセス、パフォーマンスの向上、さらに非能率性を削減して、より高い収益でより低いコストを実現します。
嬉しいことは、IIoTの導入がより容易になっていることです。 IIoTへの投資を促進する主な要素は、生産高の向上（27%）、資産監視と修復の向上（14%）、運用コストの削減（14%）、運用インテリジェンスの向上（13%）です。 これらの努力が、主要な生産性、持続可能性、ビジネスアジリティとマーケットへの投入スピードといった取り組みとイニシアティブに集約されます。 企業はまた、IIoTソリューション導入の壁を著しく引き下げた主要な技術トレンドを活用しています。 これらのトレンドは、 IIoTプラットフォームの機能性と使いやすさの向上、APIと確立された通信プロトコルにアクセスすることで簡素化したlloTアプリケーションの開発、センサーとデータストレージのコスト削減、クラウドから店舗へ計算をシフトするエッジコンピューティングの開発などです。
しかしながら、 一方で 多くの産業組織が IIoTの試験的運用をする中で、 依然lloT対応ソリューションの完全なスケールアップをする組織は少ないという課題はあります。 様々な技術的・組織的な要因が、概してこれらの課題の根本にあります。 技術的な逆風は、異質なシステムの取り扱いから、どの機能がどのアプリケーションでサポートされるかの決定、システムの展開の仕方、これらのソリューションがセキュリティ要件をどう管理するかにまで及びます。 組織的には、より広範な適用を促進するためのビジネスプロセスの調整の失敗、ソリューションの価値の十分な実現の失敗という課題が、ITとOTガバナンスの対立の原因としてよく挙げられます。
「つまり、産業サプライチェーン運用全体が、lloT技術の成長曲線状で前進しているのです」と、Ivanti Wavelinkのシニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、Brandon Blackは述べています。 「これは、 IIoT が 最適なビジネス成果、集中した労働者エクスペリエンス、コストの削減、収益の増加を実現して、ビジネス運用を変革する素晴らしいニュースです。 lloTの価値を最大化するには、lloTを単にITのイニシアティブではなく、確実に組織全体の取り組みにするリーダーシップのコミットメントが必要です。 Ivanti Wavelinkでは、お客様がデジタル移行の取り組みを加速して、lloTによるサプライチェーン運用に革命を起こすようサポートを継続したいと考えています。」
Ivanti Neurons for IIoT は、機械、デバイス、労働者とシステムをつなぎ、生産性を高めてインサイトを深め、可視性を向上させます。これにより、お客様はlloT機器を360度で見渡し、リアルタイムデータと深い分析で、よりシンプルで速い意思決定が容易になり、業務効率を高めることができます。 さらに、Ivanti Neurons for IIoTは、従来のサプライチェーンプロセスを自動化して、その資産価値を最大化するためのローコードおよびノーコードアプリケーションを作成する能力をお客様に提供します。 収集した情報を簡素化して利用するこのソリューションは、業務上の意思決定に高い効率性をもたらし、アプリケーションと新しいシステムを相互接続して、迅速な倉庫プロセス自動化とワークフロー運用の最適化を可能にします。
Ivanti と VDC Industrial Supply Chain Operations 2022 報告コピーのダウンロードは、 こちらから。
調査方法
VDCは、小売業、製造業、輸送・ロジスティクス、航空宇宙・防衛、公益事業や鉱業、石油・ガス企業など様々な業界の運用技術に関わる意思決定者を対象として、幅広い調査を行いました。 調査は2021年第３四半期から第４四半期にわたって行われ、205名の有資格者による回答を得ました。
Ivanti Wavelinkについて
Ivanti Wavelinkは、ビジネスに不可欠な環境におけるタスクワーカーの業務に焦点を当てたサプライチェーン・ソリューションのグローバル・リーダーです。 25,000社以上のお客様がIvanti Wavelinkソリューションを導入し、十分な情報に基づいたインサイト（知見）と自動化によって、倉庫業務の効率化、リスクの低減、生産性の向上を実現しています。 革新的なモバイルソリューションとIIoTソリューションとを組み合わせた市場をリードする弊社の企業向けモバイル・プラットフォームは、タスクワーカーの限界状態の生産性を向上させ、効率性を改善して利益につなげることができます。 Ivanti Wavelinkは、Everywhere Workplaceを可能にしてセキュリティを保護するグローバル・テクノロジー企業であるIvantiの一部です。 イヴァンティは、ユタ州のソルトレイクシティに本社を置き、各国にオフィスを有します。 詳細については、www.ivanti.com/wavelinkにアクセスし、@GoIvantiをフォローしてください。