Ivanti Endpoint Manager
すべてのデバイスに対応するクライアントベースの統合エンドポイント管理(UEM)。

当社は、業務上国内取引先の構内などへも現場拠点を配置しており、国内の社内ネットワーク管理拠点数は年々増加していました。これに伴いIT資産管理台数も年々増加しておりハードウェアに加え、ライセンスも含めたIT資産を適切に把握する為の統合的な運用体制の確立が急務となっていました。
また、運用上、数百の拠点が物理的に分散しているため、技術サポート上、新しいソフトウェアの配布やパッチの適用は手動でPCごとに、通常特定の展開期間を設け対応をしていました。しかしながらこの間エンドユーザ-の業務が中断するため、生産性の低下を招いている状況でした。そうした問題を解決するために、事前調査として数年前から市場製品の検討・調査を始めました。
任意のソフトウェアの自動配布、パッチ配布などの配布機能の充実と、当社環境が抱えている帯域の狭い拠点にも対応できるマルチキャスト(ピアダウンロード)機能は、従来抱えている課題をクリアする点でした。
将来的なグローバル管理を視野にいれる中で、日本国内と同一製品を海外展開できるものも条件として考えていました。Ivantiは言語の異なるIT機器の管理に対応しており、言語毎に管理コンソールを切り替える必要がなく一元管理可能なこともポイントとなりました。リージョンごとの問合せ窓口として、グローバルサポートを提供できる体制であることも今後の運用展開を検討する上で、メリットとして評価しました。
Ivantiの配布機能ではきめ細やかな配布時間・スケジュールの設定が可能となっており、特定の時間を避けた配布や、予め設定できる検索条件に該当したターゲットPCに配布することができる点、低速から高速までネットワーク回線の異なる拠点環境でも、大容量のファイルでも安定した配布が可能になった部分です。
どこにどのようなPCがあるか、数百拠点間のPC資産移動が頻繁にある環境でも、ヘルプデスクへの問い合わせ時、管対象の資産を速やかに把握できるようになりました。その結果、問題報告から解決までの時間が短縮されています。
IT資産管理、パッチ管理、ソフトウェア配布、レポート&ダッシュボード
配布準備から適用完了まで、従来であれば3ヶ月かかっていたところを現在までは2週間に短縮でき、配布コストの削減と、常に最新のセキュリティパッチ適用ができるようになりました。
結果は各企業によって異なり得ます。