ガートナー社、2019年『ITSMツールのマジック・クアドラント』レポートを公開
ITサービス管理市場で重要なレポートがつい最近公開されました。
ガートナー社が2019年度版『Magic Quadrant for IT Service Management Tools』(ITサービス管理ツールに関するマジック・クアドラント)を公開したのです。
ガートナー社のMagic Quadrant(マジック・クアドラント)をご存知ない方のために簡単に概要を説明させていただきます。
ガートナー社は毎年、ITSM市場から数社のベンダーを分析対象として選出し、各社の実行力とビジョンの完全性を評価しています。重要なのはMagic Quadrantが個別のツールの直接的な評価ではない点です。評価は同社の付属のレポート『Critical Capabilities for ITSM Tools』(ITSMツールに関するクリティカル・ケイパビリティ)で実施されます。
簡潔にまとめると、この2つのレポートは、企業が自社の必須要件を定義し、成熟度を判断し、現在そして将来のニーズに一致する可能性のあるソリューションを選択する上で役立つリソースとして機能すると当社は考えています。
ぜひMagic Quadrantレポートをお読みになり、ITサービス管理市場の様々なベンダーに関するガートナー社による分析をご確認ください。
- ITSM業界の概要&ビジョン
- 各ベンダーの強み&注意すべき点
- ITSMソリューションを探す際のガイダンス
2019年度版『Magic Quadrant for ITSM』(ITサービス管理ツールに関するマジック・クアドラント)の概要を視覚化した図をご確認ください。
ガートナー社のMagic QuadrantにおけるIvantiの評価:
Ivantiは今年のレポートにおいて「チャレンジャー(Challenger)」のクアドラントに認定され、同クアドラントの企業としての立場をさらに強化しています。当社チームは、Magic QuadrantでのIvantiの位置付けを5年以上連続で改善し続けることに成功しており、今年のMagic Quadrantでも引き続きその流れを維持し、進歩できたことを誇りに思っています。中でも、サービスの提供と業務サポートを自動化、改善するためにIvantiを使用していただくことで、お客様に提供できたメリットについては何よりも誇りに思っています。
当社のモジュラー式の設計とクラウド向けに最適化されたシステムは、今だけでなく今後もIT部門が必要な機能を選択し、展開しやすいものになっていると当社は考えています。
昨年、前回のMagic Quadrantレポートが公開されてから、ITサービス管理チームの業務負担を軽減し、ユーザーに魅力的かつ使い勝手の良いソリューションを提供することを目的にいくつかの注目に値する改良を発表してきました。
具体的には、当社の常時利用可能なAI搭載仮想サポートエージェント、強化されたダッシュボードやレポート、自動化機能、内蔵の音声応答、1,000種類を上回るクラウドベースのアプリケーションへの統合への対応などがこれに該当します。ただし当社はこれで満足しているわけではありません。今後も引き続き、最先端のITSMと統合ITのビジョンを確立するために取り組んでいきます。
IvantiのITSM製品担当シニアディレクター、イアン・エイチソンは、当社のアプローチと成果について次のようにコメントしています。
「当社の継続的な取り組みと投資が成果につながっています。最先端のツールは「購入しやすくあるべき」、「導入しやすくあるべき」、「サービス管理の面で成熟するためすべての企業に明確なステップを提供すべき」という理念を支持しつつ、当社はお客様と密に連携を取りながらイノベーションのバランスを取っています。ITSM市場において他社は現状維持の姿勢を取っているように見えますが、Ivantiは明らかに前進しています」
当社はガートナー社のMagic QuadrantレポートをIT部門の責任者が固有のニーズに合わせてツールを選択する上で役立つ信頼できる情報源だと考えています。レポート全文に目を通し、ITSM市場とITSMベンダーに関するガートナー社の見解をご確認ください。
ガートナー社、『Magic Quadrant for IT Service Management Tools』(ITサービス管理ツールに関するマジック・クアドラント)<2019年8月29日><Rich Doheny、Chris Matchett、Siddharth Shetty>
ガートナー社は、自社が公表する調査結果の中で言及するベンダー、製品、サービスを一切支援していません。また、技術ユーザーに対して、高評価のベンダーや評価以外の形で認定が与えられているベンダーのみを選択することを一切助言していません。ガートナー社が公表する調査結果は、同社の調査機関の見解であり、事実を示す情報として解釈されてはならないものとします。ガートナー社は、明示黙示を問わず、本調査に関してすべての特定目的に対する商品適格性や適合性を含むすべての保証責任を放棄します。