Ivantiが「UEMツールにおける 2022 Gartner® Magic Quadrant™」で初のリーダーに選出された理由とは?
2022 Gartner® Magic Quadrant™の統合エンドポイント管理ツールの最新レポートが発表されました!
Ivantiは、ガートナー社から、ビジョンの完成度と実行能力が評価され、「リーダー」として認められたことを光栄に思います。2021年度のUEMマジック・クアドラントでは、ガートナー社から唯一のビジョナリー (先見の明のある企業) として評価された後、2022年に初めてリーダーとして評価されたことになります。
しかし、ガートナー社から「リーダー」や「ビジョナリー」に選ばれることは、実際にはどのような意味を持つのでしょうか。 この件について、「ビジョンの完全性」や「実行力」は何と関係しなければならないのでしょうか。
このブログでは、ガートナーの研究者やアナリストがどのように結論に至るのか、また、ガートナーが2022年マジック・クアドラントのUEMでIvanti Neurons for UEMをリーダーに選んだ理由について、いくつかの定義と解説をします。
UEMツールにおける 2022 Gartner® Magic Quadrant™のレポートで、ガートナーはどのように検討すべきベンダーを見つけたか
Gartner®は、経営幹部とそのチームに実行可能で客観的な洞察を提供する企業であり、幅広い技術工業界において利用可能なツールについて、偏りのない定量的な視点を提供しています。
同社は、Magic Quadrant™レポートの一環として、さまざまな技術的オファーやサービスを評価しています。
統合エンドポイント管理ツールにおける 2022 Magic Quadrant™ のレポートに掲載するために、ガートナーのアナリストは、UEM市場内で「最も妥当なプロバイダーとその製品」を特定し、分析を行っています。
今年のレポートから直接引用すると、UEMツール・プロバイダーは、本レポートに掲載されて検討されるために、以下の諸条件を満たしている必要があります。
- 「一般に入手可能なシングルライセンス製品であり、以下の点を実証していること。
- Apple iOS、iPadOS、macOS、Google Android、Windows 10 のエージェントレス管理で、以下を含みます。
- デバイスの登録とプロビジョニング
- デバイスの設定とポリシーの施行
- OSのパッチ適用とアップデート管理
- ネイティブ形式でのアプリケーション展開
- エージェントベースの管理、または CMT統合のための組み込み済みコネクタ
- アプリとデータ保護のための Microsoft Intune Graph API との直接統合
- 場所を問わないエンドポイント管理(LAN/VPNに依存しない
- Apple iOS、iPadOS、macOS、Google Android、Windows 10 のエージェントレス管理で、以下を含みます。
- UEM製品が少なくとも 1000 万台のデバイスを管理している証拠。ただし、試用版、フリーミアム、 その他の無償使用契約に基づいて管理されているデバイスは除く。
- ターンキー SaaS としての UEMオファー(UEM ベンダーがホストおよび運営し、IaaS ではない)
- このマジック・クアドラントのためにガートナーが定義したマーケット・モメンタム・インデックスで上位にランクインしている組織。 UEMプラットフォームの市場モメンタムを計算するために使用するデータインプットには、以下のようなバランスの取れた指標が含まれる。
- ガートナー社の顧客検索、問い合わせ量、トレンドデータ
- Talent Neuronの求人要件としてのUEMプラットフォーム内での経験、および米国・欧州・中国の様々な求人サイトに掲載された経験が明記された求人情報量
- 2021年4月から2022年3月の間にガートナーのピアインサイトフォーラムのレビュー内で他のUEMプラットフォームベンダーと競合するベンダーとして言及された頻度
今年のガートナーのUEMツールにおいて「実行能力」と「ビジョンの完成度」指標が意味すること
ガートナー社によって認定されたプロバイダーは、2つの独自の評価指標で評価されました。すなわち、「ビジョンの完成度」と「実行能力」という指標です。
ガートナー社の 2022年UEM ツールに関する「実行能力」の測定基準
統合エンドポイント管理(UEM)における2022年 Gartner® Magic Quadrant™レポートによると
「実行能力」指標は、製品開発、マーケティング、販売のリソースを適切に確保するベンダーの能力を評価するものです。 「重視される基準」は、製品そのものを中心にしていますが、営業、マーケティング、研究開発による事業のサポート、顧客のベンダー評価、競合他社との相対的な市場パフォーマンスなどが考慮されています。
特にUEMツールベンダーの評価指標である「実行能力」の基準には、次のような様々なものがあります。
- 製品・サービス
- 総合的なバイアビリティ (実行可能性)
- 販売の遂行・価格設定
- 市場対応力/記録
- マーケティングの遂行
- カスタマー・エクスペリエンス
- オペレーション
各基準は様々に異なる数値で加重値を与えられ、それらを組み合わせて、総計された「実行力」指標が作成されました。 この指標は、各対象ベンダーに対して、マジック・クアドラント™ の縦軸(Y軸)に沿ってプロットされました。
2022年度ガートナーのUEMツールを対象にしたビジョン完成度の評価指標
統合エンドポイント管理ツールにおける2022 Gartner® Magic Quadrant™のレポートによると
ビジョンの完成度は、現在の市場ニーズに適応するベンダーの製品のパフォーマンス、その理解に見合うための戦略とパフォーマンス、および現在のニーズと新たなニーズ、並びに競合他社に対するベンダーの革新能力に焦点を当てています。 この指標は、ベンダーの地理的な戦略とプレゼンス、その製品の戦略とロードマッ プ、および一般的なビジネスモデルも評価対象となります。
2022年度の「ビジョンの完全性」評価指標 — 特に評価対象であるUEM ツールプロバイダーに対して — には、以下のような様々な基準が設けられています。
- 市場の理解
- マーケティング戦略
- 販売戦略
- オファー (製品) 戦略
- ビジネスモデル
- 垂直/産業別戦略
- 革新
- 地理的な戦略
Gartner® Magic Quadrant™での位置づけとリーダーとしての選定が意味すること
統合エンドポイント管理ツールにおける2022 Gartner® Magic Quadrant™の最新版をご紹介します。
ご覧のように、2022年度マジック・クアドラント™ UEMツールでは、Ivantiが、「リーダーズ」クアドラント内の3つのベンダーのうちの1社に位置づけられました。 しかし、この「リーダー」の位置づけは、この文脈でどのような意味を持つのでしょうか。
ガートナー社の「リーダー・ポジション」が意味すること
クアドラント内に位置づけられる企業や組織をガートナー社がどのように考えているかを、以下で説明します。
「リーダーは、強力な実行力とビジョンのスコアを示し、モバイルデバイスとPCの管理を支援する一連の機能を例証しています。 また、「リーダーたち」は、従来のクライアント管理から最新の管理への移行を支援するガイダンスとツールを提供し、エンドポイント分析およびエンドポイント・セキュリティツールとの深い統合により、IT管理者の業務と従業員の体験の向上を提供しています。
「ガートナー・ビジョナリー・ポジション」がマジック・クアドラント™ UEMツール部門レポートにおいて意味すること
Ivantiは昨年、つまり2021年にガートナーからビジョナリーとして指名されましたが、今年のマジック・クアドラント™ UEMツールのビジョナリーとしてガートナーがどのように考えているのかも引用しておくと便利かと思います。
「ビジョナリーは、現在オファーしている製品における強力な機能、および一般的なユースケースに対処するための機能一式を提示しています。 しかし、ベンダーの規模、そのインストールされるベースの規模、プラットフォームの幅、または統合ポイントにより、すべてのバイヤーではなく、一部のバイヤーに適切であると判断されます。」
当社Ivantiは、2022年度マジック・クアドラントのUEMツール部門で新たに「リーダー」のポジションを獲得したことは、Neurons for UEM solution がその遂行において「実際に実行可能である」のが証明されたことを意味すると考えています。
つまり、昨年から今年にかけて、当社のUEMのビジョンと基盤を、そのビジョンの遂行のための実行力の向上を通じて証明できたと考えており、来年も引き続き改善を続けてゆきます。
あなたのEverywhere Workplace(場所にとらわれない働き方) を実現するIvantiの「UEMソリューション」の検証
ガートナー社から頂いた新たな評価と「リーダー」としての位置づけは、当社の戦略を実証し、検証するものであると、私たちは心から信じています。 Ivantiのチームは、「Everywhere Workplace」が今後も継続すると考えており、エンドポイント、データ、リモートワーカーの急速な成長が続くものと思われます。
結局のところ、今日のオンサイト、ハイブリッド、リモートの 「エブリウェア・ワークプレイス」において、IT チームは、エンドポイント管理およびセキュリティタスクを分析、実行、自動化するための単一のツールをこれまで以上に必要としているのです。
だからこそ、当社は、御社のような IT チームが、どこにいても、どんなデバイスでも、必要な限り、働く環境・場所を管理し、セキュリティを確保できるように支援します。エンドユーザーがどこにいても生産的に働けるようにするためです。
Ivanti Neurons for UEM は、IT チームがデバイスをシングル・ペイン・オブ・グラス (複数のソースからのデータを統一表示する管理コンソール) で見ることができ、正確で実行可能な洞察を通じて、すべてのエンドポイントを効率的に発見、管理、保護することを可能にします。
さらに、Ivantiのビルトイン、オンデバイス、アウトオブザボックス・モバイルフィッシング保護は、最小限のユーザー操作で済み、より良いエンドユーザー体験と保護につながります。
また、御社のITチームは、Neuronsの人工知能(AI)/機械学習(ML)搭載の自動化プラットフォームを活用して、デバイスの問題やセキュリティ上の脅威が御社の環境に害を及ぼす前に検出・修復することができます。
最後に、多くのお客様にとって、ツールの統合は最重要課題です。 エンドポイントを発見、管理、保護するための統合機能のレベルがITの効率と生産性の向上に役立つと、当社は心から信じています。
当社は、お客様の成功を支援する UEMツールの革新と提供を続けていきます。当社は、市場に投入する次世代の革新的な製品に胸を躍らせています。
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この画像は、より大きなリサーチ文書の一部として ガートナー社によって公開されたものであり、文書全体の文脈の中で評価しなければいけません。 ガートナー社の文書は、イヴァンティから請求があればご提供します。
ガートナー、統合エンドポイント管理ツールのためのマジック・クアドラント、トム・サイポラ、ダン・ウィルソン、クリス・シルバ、クレーグ・フィスラー, 2022年8月1日