Windows 10への移行を戦略的に取り組むことでユーザーのエンドポイントすべてに新しいオペレーティングシステムを提供すること以上にことができるはずです。つまりMicrosoftがどんな変更を行うとしても、企業は継続的にマシンをアップグレードする方法を身に付けることができます。

Windows 7のサポート終了が近付いていることから、多くの企業、特に規制を遵守しつつ事業運営をしている企業は、一度に大量のマシンを移行する必要性に迫られています。こういった優先度の高いプロジェクトには、莫大なコストがかかります。

そしてこのコストの大部分を占めるのが、ニーズを見極め、移行計画を立て、移行を実施するためのツールを使用する目的で契約する外部のコンサルティング会社のコストなのです。ところが、外部のコンサルティング会社の専門スタッフは決められた作業を終えると契約終了となるため、企業にはアップグレードされたマシンしか残りません。

ガイドに頼り速やかに目標実現を目指す

まったく知らない場所で魚を見つけるには、その場所での釣りに適した用具や釣り糸を投げる場所を教えてくれ、何匹か魚を実際に釣り上げ、そのテクニックを実演し、手取り足取り教えてくれるガイドがいれば心強いでしょう。

規模を問わず多くの企業が一度にすべてを移行していません。Windows 10への移行プロジェクトが段階的な移行を必要とするものである場合、1) 移行対象マシンを減らしての移行、2) 特定の部門やグループへのプッシュ配信、3) セルフサービスポータル経由での社員個人へのアップグレード機能の提供が含まれます。Ivantiは企業が今後も使える方法を身に付ける後押しをすることができます。

Ivantiは、システムや知識を提供するだけでなく、アップグレードの一部を実際に行います。したがって、企業は順調なスタートを切ることができ、学習曲線を最小限に抑えることができます。

煩わしさなく多くのマシンを移行

私には週3回以上フライフィッシングを楽しんでいる叔父がいます。叔父と叔母は魚は食べないんですが…。叔父は釣りの才能があり、まさに「キャッチ・アンド・リリース」という釣りの楽しみ方を作り出した人だと言っても過言ではないでしょう。それほどまでにこのやり方が体に染みついています。

叔父はバーブレスフックを使って、小さな装置を作り、それに釣り糸を通し、魚を釣り、魚に一切触れることなく、魚を逃がすのです。叔父は一切手を汚すことなく、私が6匹~8匹の魚を釣り上げる間に、60~80匹の魚を釣り上げては逃がしているのです。

社内のプロビジョニングプロセスは、叔父の釣りの仕方のように効率的で、各デバイスに一切触れることなく機能するものでしょうか?すべての企業は、オペレーティングシステムをアップグレードする一部のデバイスは、ハードウェアリプレースで行われています。つまり、一般的なケースでは、IT部門に代わりとなる新しいマシンが届き、IT部門の社員がイメージを再適用し、事前にどこかにデータとプロファイルをバックアップしたユーザーにマシンを届けます。

Ivantiは、叔父が釣った魚に触れないように、一切マシンに触れずに新しいマシンを届ける方法とプロセスを提供できます。新しいマシンを届け、企業のOSイメージを設定し、最新のアプリとドライバをプロビジョニングし、ユーザープロファイルを復元できます。しかもIT部門がユーザーのデバイスに触れる必要は一切ありません。このプロセスには、企業のイメージを使用して個別のユーザーからの指示に対応するCDWなどの代理店との統合が含まれます、またこのプロセスでは、ユーザーのプロファイルを抽出し、適切なドライバと最新のアプリケーションをプロビジョニングするためIvantiが使用されます。

目指すは「一生食いはぐれることはない」状態

プロビジョニングを自動化する最善の方法を身に付ければ、ITリソースを使用してその他のITプロジェクトにも専念できるようになるでしょう。Ivantiを「用具」や「ガイド」として活用すれば、Windows 10関連のプロジェクトを順調に進めることや、より首尾よく業務に取り組むことができます。企業がWindows 10の実装を円滑にスタートできるように、当社は企業のために何百、何千台ものマシンの移行を実施します。実装後、企業はWindows 10デバイスをさらに自動化された方法で移行、アップデート、パッチ適用できるようになります。まとめると、大規模なOSアップグレードを行う予定であれば、ひとつのOSだけでなく生涯多くのOSに対応するために必要なデバイスをユーザーに提供することもできるということです。

重要事項

  1. 段階的な移行を成功させるため、さまざまな移行方法を提供すること
  2. 可能な場合には必ず新しいデバイスのプロビジョニングを自動化し、各デバイスに触れる必要性を排除すること
  3. 外部リソースを使用する際は、自社の社内のプロビジョニング方法の改善をサポートしてくれるリソースであることを確認すること